(豚骨 その35)○ 「ご対麺 熊本×札幌 濃厚黒マー油みそ」(サンヨー食品)全国のご当地ラーメンの特長ある美味しさを一緒にしてしまおうといった大胆企画の第一弾が登場。まずは熊本の黒マー油と札幌の濃厚味噌が一緒になりました。 熊本ラーメンから黒マー油、豚骨ラーメンにピッタリな細麺、そして揚げニンニクがエントリー。札幌から豚骨と炒め野菜の詰まった濃厚味噌スープがエントリーです。 お湯を入れて2分、蓋を開けて麺をほぐしてから特製スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨スープということですが味噌の良い香りが主張しています。 まずは、スープを一口いただきます。豚骨スープのクリーミーさと黒マー油の甘さに加えて味噌の風味も一緒になっているのですが、予想以上に美味しいと感じました。 具はチャーシュー、キャベツ、モヤシ、ニンニク、ゴマ、長ネギの6種類。チャーシューはとてもジューシーな味わいで、ニンニクはスープにピッタリの味わいです。 麺は豚骨ラーメンによく合う細麺となっており、しっかりとしたコシの強さとスープとの絡みの良さを楽しめるとともに、麺自体の旨みというのも楽しむことができます。 濃厚で風味豊かなスープと細麺の相性の良さを心地良く楽しめるような一品。北と南の全く違う美味しさを一緒にすると新たな美味しさに進化するというのが解りました。 ○ 「京都 濃厚中華そば」(エースコック) 京都のラーメンといえば濃厚でコッテリとした豚骨スープをベースとした醤油ラーメンなのですが、その味わいを忠実に再現した京都濃厚中華そばの登場です。 出汁や素材の持っている味わいを大切にしている京料理と違って濃厚すぎるスープが売りの京都ラーメン。知らないで食べた時のインパクトはかなりのものがあります。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨と豚脂の混ざったほのかに甘い香りと麺に練りこまれている卵の香りが漂ってきました。 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりに加えて舌の上で転がるくらいの濃厚さを楽しむことができ、豚骨エキスの旨さ堪能することができます。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。チャーシューは割と堅めで噛むほどに味わい深いものとなっており、タップリと入っている長ネギは良い存在感があります。 麺はノンフライでややちぢれた細めのタイプで、麺のコシがしっかりとしているので喉ごしの良さを楽しむことができ、卵の風味も効いているので良い味わいです。 コッテリとしていて濃厚なのに癖が無くて飲みやすいスープがとても印象的な一品。京料理と違ったもう一つの京都の味というのを手軽に楽しめるような一杯です。 ○ 「でかまる 濃厚とろ豚ラーメン」(マルちゃん) うまくてお腹も満足するくらいの大盛りカップ麺としてお馴染みとなっているでかまるシリーズから豚骨の風味が楽しめそうな濃厚とろ豚ラーメンが登場しました。 ガーリック・胡椒がアクセントのとろみのある濃厚なとんこつ味といったことが蓋に書いてありました。キレがあってとろみのある豚骨スープとはどんな味わいなのか。 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨の本格的な香りが漂ってくるとともに大きな豚肉が目の前に現れて食欲をそそられました。 まずは、スープを一口いただきます。舌に絡まってくるようなとろみがあって豚骨エキスの旨みというのをしっかりと味わうことができ、ピリッとした辛さもあります。 具は豚肉、キクラゲ、長ネギの3種類。大きな豚肉は厚めに切ってあるので豚の良い味わいを楽しむことができ、キクラゲのシャキシャキ感がとろみスープに合いますね。 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、丸くて太めということでモチモチとした食感を楽しむことができ、ボリュームもあるのでお腹も満足する美味しさです。 正統派の豚の美味しさというのがスープや具材からしっかりと伝わってくるような一品。美味しさに加えてお腹も満足して身体も温まるといった三拍子揃った一杯です。 ○ 「凄麺 W仕立て 動物系×魚介系 豚骨醤油」(ヤマダイ) 凝ったスープと具材に合わせた麺で本格的な美味しさを演出していることでお馴染みとなっている凄麺シリーズからW仕立て 動物系×魚介系 豚骨醤油が登場しました。 動物系のスープと魚介系のスープのダブル仕立てということですが、コッテリとした動物系とあっさりとした魚介系の絶妙なバランスを楽しめることに期待したいですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ最後にふりかけをかけてさらにかき混ぜれば完成。魚介の良い香りがしてきました。 早速、スープを一口いただきます。濃厚な豚骨エキスとしっかりとした醤油の味わいとともに魚介の風味が口一杯に広がってくるといった絶妙な味わいを楽しめます。 具はチャーシュー、削り粉、長ネギの3種類となっており、チャーシューは乾燥タイプなのですが脂身の旨みをしっかりと堪能することができ、削り粉は風味が良いです。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと喉ごしの良さを楽しむことができ、スープや削り粉がよく絡むので最後の一本まで美味しくいただけます。 豚骨特有の香りと魚介の風味が合わさることによってさらなる美味しいスープに仕上がっている一品。動物系と魚介系のどちらも本格的な香りというのが嬉しいです。 ○ 「ネギトン」(マルちゃん) 九州の本格的な豚骨ラーメンといった雰囲気が漂っているビッグサイズのカップ麺が登場しました。しかし、ネーミングはネギトンということでとてもシンプルです。 濃厚豚骨スープとたっぷりネギを楽しむことができるということでイメージ的には博多ラーメンといったところでしょうか。本格的な味わいにかなり期待しています。 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてからあとのせかやくをかけたら完成。本格的な豚骨の香りが漂ってきて食欲をそそられる感じです。 まずは、スープを一口いただきます。舌に絡み付くくらいに濃いスープとなっており、豚骨の旨みというのをしっかりと楽しむことができ、塩加減も絶妙となっています。 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューは大きくて味付けもしっかりとしていて噛むほど旨みを楽しめ、長ネギはタップリ入っています。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、細めなのですがかなり硬めということで喉ごしの良さというのを楽しむことができ、スープもよく絡むのでかなり旨いです。 本格的な豚骨スープにたっぷりネギといただくバリカタの麺がかなり旨いと思えるような一品。本場九州に行かなくても本物の味わいを楽しめるような一杯です。 ○ 「バリカタ細麺 旨辛とんこつ」(明星) たった1分という短い時間で細麺の食感と美味しいスープを楽しめるということでお馴染みとなっているバリカタ細麺シリーズから旨辛とんこつの登場です。 豚骨スープによく合う細麺ということで間違いなく美味しいとは思うのですが、今回はさらにゴマ油と辛みを楽しめるというので食べる前から嬉しくなってきました。 お湯を入れて1分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨スープの香りに加えてゴマ油のとても良い香りが漂ってくるのでかなり食欲をそそられます。 まずは、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にゴマ油の風味が広がってきて舌の上で豚骨エキスの味わいを楽しめるとともにキレのある辛さも良い感じです。 具は肉、キクラゲ、タマゴ、チンゲンサイ、唐辛子、ゴマの6種類。肉はダイス系でうっすらとした味付けとなっており、キクラゲはパリッとした食感を楽しめます。 麺はノーマルタイプの細麺となっており、硬めの仕上がりとなっているので喉ごしがとても良く、スープやゴマ油の風味がしっかりと絡むので美味しくいただけます。 ゴマの風味と豚骨エキスを楽しめる熱々スープと一緒にいただく細麺の旨さを楽しむことができる一品。身体がポカポカと温まる辛さも魅力の一つとなっています。 ○ 「名店仕込み 一風堂 博多白丸元味」(日清) 九州の人気ラーメン店として外すことができないのが一風堂。その一風堂の一杯を再現したカップ麺は数多く出てきましたが今回は博多白丸元味の登場です。 博多風の細めんと豚骨の深い旨みのあるスープ。博多ラーメンの王道を行く原点の味といったことが書いてあります。このくだりだけでも旨みを感じさせる王道の味とは。 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。思ったよりも豚骨を主張する強い香りはなく鼻を近づければうっすらと香る程度となっています。 早速、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりとなっており、香りから想像出来ないくらいに豚骨の風味をしっかりと楽しめる濃厚な味わいとなっています。 具はチャーシュー、キクラゲ、モヤシ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは薄味ですが肉の風味を楽しむことができ、キクラゲはシャキッシャキ感が良いです。 麺は豚骨ラーメンによく合う細麺となっており、どちらかといえばストレート系ということで喉ごしがとても良く、スープともしっかりと絡むのでとても美味しいです。 豚骨エキスがビッシリと詰まったスープとスープに合わせたような細麺の美味しさを楽しむことができる一品。さすが博多ラーメンの王道ということで本物の一杯です。 ○ 「本気盛 準優勝 特濃麺家初代一本氣 本気ブラック豚骨」(マルちゃん) Yahoo!JAPAN第2回最強の次世代ラーメン決定戦!で準優勝となった特濃麺家初代一本氣の本気ブラック豚骨が本気盛シリーズでカップ麺となりました。 にんにく焦がし油に唐辛子等の辛みアクセントが新しい濃厚な豚骨ラーメンといったことがカップに書かれていました。多くの人が選び出した次世代の味はどんな感じか。 お湯を入れて3分、蓋を開けて特製油を入れてよくかき混ぜれば完成。思ったよりも豚骨特有の香りはしてこないといった感じで黒マー油の甘そうな香りがしてきました。 まずは、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に豚骨と黒マー油の風味が広がってくるとともにキレのある辛さというのがよく解り、濃厚なエキスも楽しめます。 具は豚肉、キクラゲ、タマネギ、長ネギの4種類となっており、豚肉は濃いめの味付けがされているのでとても美味しく、キクラゲはしっかりとした歯応えがあります。 麺はスナック麺タイプとなっているのですがしっかりとしたコシの強さがあり、濃厚なスープのエキスと辛さがよく絡むのでとても美味しくいただくことができます。 濃厚な味わいとキレのある辛さを楽しめるスープを手軽に楽しむことができる一品。他では味わうことのできない、まさに次世代ラーメンという新しい美味しさでした。 ○ 「凄麺 煮干にこだわった 魚介豚骨醤油ラーメン」(ヤマダイ) 凝ったスープと具材に合わせた麺で本格的な美味しさを演出していることでお馴染みとなっている凄麺シリーズから煮干しにこだわった魚介豚骨醤油が登場しました。 3種類の煮干粉を使用し、更に焼工程を加える事で深い味わいをだしたということです。煮干しと鯖と鰹の3種類の風味がどのくらい主張したスープなのか楽しみですね。 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてしっかりとかき混ぜ、最後にふりかけをかけて軽くかき混ぜてから焼き海苔を載せれば完成です。 早速、煮干しの風味がタップリと漂うスープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に煮干しの風味と甘さが口一杯に広がってきて、その後に豚骨の旨味が伝わってきます。 具はチャーシュー、焼き海苔、長ネギの3種類となっており、チャーシューは厚めで脂の美味しさも楽しめるといった感じで、焼き海苔は風味がスープにピッタリです。 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りと良い感じの麺のコシというのを楽しむことができ、煮干しと豚骨の風味も絡んで美味しくいただけます。 煮干しの風味と豚骨エキスの味わいの良さがブレンドされたスープの美味しさを心地良く堪能することができる一品。癖になりそうな美味しさを一度は楽しむべきです。 ○ 「有名店が推す一杯 九段 斑鳩 豚骨魚介しょうゆ」(日清) 有名ラーメン店が自分の作ったラーメン以外で美味しいと思える一杯をカップ麺にしてしまった有名店が推す一杯シリーズから九段斑鳩の豚骨魚介しょうゆの登場です。 鰹節、鯖節、昆布等の魚介系と豚骨、鶏の動物系を合わせたWスープ。といったことが書いてありました。様々な出汁が合わさったスープの味わいはどんな感じなのか。 お湯を入れて5分、蓋を開けて香味油を入れてよくかき混ぜれば完成。数多くの魚介系の出汁が入っているということで香りが強いのかと思いましたが控え目な感じです。 まずは、スープを一口いただきます。とろみがあるくらいに濃厚なスープとなっており、豚骨を魚介だしがまろやかに仕上げているといった感じでとても美味しいですね。 具は豚肉、メンマの2種類といったシンプルなラインナップとなっており、豚肉は醤油ベースの味付けでスープによく合う美味しさでメンマはシャキっとした食感です。 麺はややちぢれた太麺となっており、滑らかな舌触りと喉ごしの良さというのを楽しむことができ麺そのものの味とスープの相性の良さというのを感じることができます。 多くの出汁が仲良く肩を組んでいるくらいに絶妙な味わいのスープが魅力的な一品。濃厚なのに後味がスッキリとしているので食べて満足すること間違いありません。 ジャンル別一覧
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